詩の塊

先行きが見えない今だからこそ、一瞬一瞬の想いを言葉に乗せて。

精神論

マーク●せよ!

ぐりぐりぐりぐり
淡々と塗られる黒い丸
一定のリズムを刻みながら
着々とシートが黒くなってゆく
確信を得た綺麗な黒い丸

ぐり ぐり ぐり
「B」が連続で続き過ぎている
これは正解か、はたまた罠か
続けて押すべきか引くべきか
一人で不毛な心理戦に突入

ぐりぐ りぐり
鉛筆の先があちらこちらへ
塗られて消されて、また塗られ
俯瞰すればマスゲームのようだ
最後の直線は時間切れの証


【解説】今年から始まった大学入学共通テスト、受験生の皆様はお疲れさまでした。色々な試験で使われるマーク式の試験を歌に詠んでみました。

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陰陽道の昔話

創世来の不変の理[コトワリ]
木・火・土・金・水
森羅万象の気が集まりて
循環して変化し続ける
陰と陽で支え合う万物の話

丑寅[ウシトラ](北東)の方角に
牛の角と虎の皮をまとう
邪悪な鬼が出入りするという
村人たちが恐れる鬼門
悪は今昔変わらず存在する

未申[ヒツジサル](南西)の方角に
元気な少年が大志を抱き
鬼の動きを封じるという
鬼門の対極に位置する裏鬼門
この領域の果実「桃」太郎

丑寅の鬼を討つためいざ出陣
時計回りの道中で出会う仲間
申[サル]・酉[トリ]・戌[イヌ]の力を借りて
悪を成敗してこの世が治まる
この世の摂理を語る昔話


【解説】
古代中国(春秋戦国時代の頃)において、「陰陽思想」と「五行思想」(注)が結び付いて生まれた陰陽五行説は、5~6世紀(飛鳥時代)に仏教や儒教、暦法などととも日本に伝わり、後に陰陽道のベースとなったと言われています。
また、童話『桃太郎』について、「桃」そのものは、中国の神仙思想における不老不死の象徴であり、陰陽五行説を示していると考えられ、陰陽道と深いつながりがあります。 陰陽道では、「丑寅:うしとら(北東)」の方角は、悪いもの(鬼)が出入りする方向で「鬼門」と言われています。 鬼の風貌である角と虎柄パンツは、鬼門の「丑寅」である、丑(うし)=角、寅(とら)=虎柄パンツ、から来ています。 鬼退治に向けて、桃太郎は、鬼門の反対側(裏鬼門)から「申(さる)」「酉(とり:キジ)」「戌(いぬ)」と時計回りにたどって仲間を増やしていきました。
つい解説が長くなりましたが、これらに興味を持って作ってみた詩です。
momo

(注)
・陰陽思想:万物は相反する二つの性質、積極的なもの「陽」と、消極的なもの「陰」の調和から成り立つという思想
・五行思想:万物は木・火・土・金・水の5種類の元素から成り立ち、これらが互いに影響しながら循環するという思想

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(PhotoACからの画像)


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初夢

日本の象徴 富士の山
広げた裾野は扇のよう
新たな年を迎える日
末広がりを願う民

空を見上げれば鷹の影
煙草の煙よ天高く
運気上昇 天まであがれ
世界に挑む日本かな

茄子に帯びるは闇の光沢
座頭が奏でる琵琶の音色
毛がなきことは縁起良し
怪我もなく健康であれ


【解説】初夢で見たら縁起が良いもの「一富士二鷹三茄子」をテーマにしましたが、その続きをご存知でしょうか。正解は「四扇五煙草六座頭」のようです※ので、それも詩に含めてみました。

※『俚言集覧』には、"欄外に一から六まで挙げた書き込みがあるが、この形が広く使われたわけではなく、後に四以下を付け加えたものであろう。"との記載がございます。

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PhotoACからの画像)

本年も週一更新を目指してまいりますので、引き続きよろしくお願い申し上げます。


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流れゆく2013年

日本復興の秘策はあるか
どんな時も明るく真っすぐ
じぇじぇじぇと驚くほどの
無限の可能性を楽しもう

日本が再び脚光浴びるか
世界の力を集結させよ
我らが誇るおもてなし
ではとくとご堪能あれ

日本はすげぇ国なのか
周りの支えを糧にして
パイオニアとして突っ走る
感謝をみんなに倍返しだ

日本の底力を見せたろか
そろそろ本気出したろか
本領発揮なら今でしょ!
さぁ今こそ立ち上がれ


【解説】早いもので、明後日、今年の流行語大賞が発表されますね。昔になりますが、流行語大賞に異例の4語が選ばれた2013年、各単語をちりばめて作った詩です。 

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再出発

ある日突然
僕の懐に舞い込んだ幸せ
僕はそれを優しく包み込むと
僕の心に 勇気と自信を植えつけてくれた
だが すぐに僕の手をスルリと抜け
飛び去っていった
失ってから気づく 大切さ
浮き彫りになる 自分の愚かさ
楽しかった 様々な思い出が
結晶となり 僕の頬を伝う
過ぎた過去は 二度と変えられない
だから 僕はもう振り返らない
一つ失うことで 一つ成長できる
将来の試練を乗り切るために
ここで大きな勉強をした
ありがとう ありがとう


【解説】前回に続き、若かりし頃の作品シリーズです。この詩を書くきっかけとなった元ネタは忘れましたが、まぁそんなものです、笑。

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