創世来の不変の理[コトワリ]
木・火・土・金・水
森羅万象の気が集まりて
循環して変化し続ける
陰と陽で支え合う万物の話

丑寅[ウシトラ](北東)の方角に
牛の角と虎の皮をまとう
邪悪な鬼が出入りするという
村人たちが恐れる鬼門
悪は今昔変わらず存在する

未申[ヒツジサル](南西)の方角に
元気な少年が大志を抱き
鬼の動きを封じるという
鬼門の対極に位置する裏鬼門
この領域の果実「桃」太郎

丑寅の鬼を討つためいざ出陣
時計回りの道中で出会う仲間
申[サル]・酉[トリ]・戌[イヌ]の力を借りて
悪を成敗してこの世が治まる
この世の摂理を語る昔話


【解説】
古代中国(春秋戦国時代の頃)において、「陰陽思想」と「五行思想」(注)が結び付いて生まれた陰陽五行説は、5~6世紀(飛鳥時代)に仏教や儒教、暦法などととも日本に伝わり、後に陰陽道のベースとなったと言われています。
また、童話『桃太郎』について、「桃」そのものは、中国の神仙思想における不老不死の象徴であり、陰陽五行説を示していると考えられ、陰陽道と深いつながりがあります。 陰陽道では、「丑寅:うしとら(北東)」の方角は、悪いもの(鬼)が出入りする方向で「鬼門」と言われています。 鬼の風貌である角と虎柄パンツは、鬼門の「丑寅」である、丑(うし)=角、寅(とら)=虎柄パンツ、から来ています。 鬼退治に向けて、桃太郎は、鬼門の反対側(裏鬼門)から「申(さる)」「酉(とり:キジ)」「戌(いぬ)」と時計回りにたどって仲間を増やしていきました。
つい解説が長くなりましたが、これらに興味を持って作ってみた詩です。
momo

(注)
・陰陽思想:万物は相反する二つの性質、積極的なもの「陽」と、消極的なもの「陰」の調和から成り立つという思想
・五行思想:万物は木・火・土・金・水の5種類の元素から成り立ち、これらが互いに影響しながら循環するという思想

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(PhotoACからの画像)


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